建築家の皆さんの声:豊中市/箕面市/吹田市/宝塚市/北摂/関西で建築家に頼む住宅/家の新築施工なら株式会社松本工務店
豊中市/箕面市/吹田市/宝塚市/北摂をはじめ、大阪/関西で建築家に頼む住宅/家の新築施工なら株式会社松本工務店
建築家の皆さんの声
■建築家の皆さんの声■
このページでは、平素より弊社とお付き合いのある建築家の方々のお話を伺い、松本工務店との今まで、そして未来を語っていただきました。北摂豊中方面、大阪兵庫で合い見積もり等をご検討の建築家、設計事務所の先生方には是非ごらんいただきたいと思います。(インタビュアにILD気和@勘太郎)
この設計者に聴く#01 井上久実設計室:代表:井上久実さん

□最初に事務所のご紹介を


はじめまして、井上久実設計室の井上です。

私自身、大手ゼネコンの設計部で9年ほど設計業務を行った後、
井上久実設計室として独立して6年が経ちました。

現在では、ホームページをご覧になって連絡されるクライアントが
ほとんどで、私の作品性を求めてこられる方と、
設計者が女性であるということに魅力を感じてこられる方が
50:50という感じです。

打ちっぱなしとか白とか黒とかというシリーズものや
作風があるというわけではなく、 全てのクライアントに対して、
常に全力で全神経を使って計画、設計しています。

クライアントの方も、様々なイメージを持たれており、
女性として主婦としての工夫を求められたり、RCだけでなく、
木造もあり、様々な可能性にチャレンジしています。 

井上久実設計室:http://www.ne.jp/asahi/kumi/arch/


□作品の最初の施工会社が「株式会社松本工務店」


独立して一番最初にお付き合いいただいたのが松本工務店でした。
当時、まだゼネコン設計部から独立したばかりで、
地域の工務店があまりわからない状態なので、
知り合いの紹介から、松本工務店に見積をお願いしました。

見積書の精度が高く、工程表などもしっかりしていることから
その後、何作かお願いすることになり、現在に至っています。

□気軽に問い合わせできるフランクな関係

施工会社、工務店と言うと、どうしてもなあなあになってしまったり、
逆に常に緊張した関係にあったりと言うことが多々あるんですが、
松本工務店の場合、社長の松下さんがフランクな方なので、
気軽に工事前の物件からご相談できる関係にあります。

設計者にとって、本来施工会社は施工のプロとしての協力者であり、
アドバイザーでもあるべきだと考えています。
この事務所兼自宅の施工の際も、隣地との境界を考えつつ、
施工限界をどこにおくべきか等、計画、設計段階で
何度か松下さんに相談できてとてもスムーズにことが運べました。

また、リフォームの依頼がある場合、
工期やコストの関係からいっしょに工務店が入って
仕事を進めたほうが圧倒的に早いんです。

そういう打ち合わせに対しても社長自ら気軽にお付き合いして
いただけるのはありがたいですね。

また前述しましたが、
工程表や現場での打ち合わせなどもしっかりしていて、
施工図もきちんと描いてくれています。
意外と施工図は上がってこないことが多いんですが
そのあたりも心強いです。

難点を言えば、公共工事を主体とされてきた手堅い工務店だけに、
もう少しコストに関しては融通が利いてほしいところです。
どれだけきちんと積み上げても、
クライアントとしてはない袖はふれませんし、
コストを常にシビアに抑えていくのも設計者としての
監理能力のひとつであることは間違いないからです。

□松本工務店とのエピソード


数え上げたらキリがありませんが、例えば、
事務所兼自邸のこの建物のファサード部分の赤いポスト。(右写真)
焼付塗装の色目が合わなくて、何度も東大阪の工場まで社長自らが同行されて塗装業者と直談判しながら製作を進めてくれました。

こういうアイポイントになる部分というのは、
どこにでもある色を塗ってしまうとカラーアイデンティティが失われてしまうんですよね。
ですので私としても一歩も引けない部分でした。
欲しかった色目がでていないので、当たり前といえば当たり前なんですが、その当たり前ができないことが多い中にあって、一緒になって進めていただいたことが記憶には大きいですね。

□これからの松本工務店に期待すること


私自身、生涯に一度しか建てないであろう住宅の設計依頼を受け、
クライアントの大きな願いとプレッシャーと格闘しながら、
計画を進めています。

キッチンやユーティリティはいうに及ばず、
倉庫から納戸に至るまで小さな工夫を求められています。
そして、そのクライアントの想いに全力で取り組むこと、
そこに設計者としての全力の想いを込めた設計を行っています。

ですので、施工する側として、
松本工務店にもこの想いを形にしているという心意気と
施工のプロフェッショナルとしての技術向上を
常に持ち続けてほしいです。

VE(バリューエンジニアリング:施工者側からの提案)には、
まだまだ遠慮している部分や思い込みの部分があり、
より強力により深い思慮で望んでいただきたいと思っています。
お互いのプロフェッショナルとしての切磋琢磨が高まってこそ、
本当にいいものが残っていくのです。
これは、松本工務店へのエールを込めて、
コラボレーションしていける数少ない工務店のひとつとして
私からの希望です。

□インタービューを終えて


設計者としての真摯な態度、核心を衝く明快且つシビアな言葉。
モノを作っている感じをダイレクトに受ける
建築家井上久実さんの魅力をひしひしと感じることができました。

荷物の多いクライアントから、全部捨てないで収納してほしい、
という要望に対して、その荷物を全部計りに行って、
棚をレイアウトしたという執念で対応したという熱意の持ち主でした。

また、「設計として自分なりの標準ディテールに興味はないですか?」という問いかけをしたのですが、
「一人一人の住まいに対する想いを形にすることが私自身の生命線であり、標準ディテールという発想自体がありえない」と厳しく答えられたことが非常に印象的でした。

これからの作品が楽しみな建築家に出会えたというのが
率直な感想です。(文責:ILD気和@勘太郎)



藤井寺の家(外観)
藤井寺の家(内観)
i-house:外観
i-house:内観
自らポストを解説される井上先生
中々でなかったポストの色
厳しい指摘の井上先生
旭区の家

一級建築士事務所 井上久実設計室
http://www.ne.jp/asahi/kumi/arch/


〒546-0041
大阪市東住吉区桑津2-6-15

  井上 久実

Tel 06-6719-5258 / Fax 06-6719-5274
e-mail: kumi@a-net.email.ne.jp
 
この設計者に聴く#02 岳建築事務所 代表:上田岳史さん
建築家:上田岳史さん
松下社長との打ち合わせ
カラーリングプラン
カラーリングエレベーション
内観パース
完成した店舗(昼間)
完成した店舗(夜間)
 
□最初に事務所のご紹介を

こんにちは、岳建築事務所の上田です。
元々父が家具関連の仕事をしていたものですから、幼少の頃から建築やインテリアには興味がありました。そして建築系の学校に進み、施工会社に就職。実際に建物を作っていく現場でたたき上げ、その後、独立し、現在の岳建築事務所を設立しました。
よくなぜ設計を?と問われるのですが、施工会社で働いてみて
「モノ」を作る視点を持った建築設計事務所が意外に少ないということを非常に強く感じていました。
建築設計を生業とされている先生方の中でも図面は引けるが現物がわからない、イメージはあるが現物を知らないという方が多いこともこの業界で自分の力を試してみたいと思った動機とつながりました。
現在は、商業施設として建物として目に付く、人々の記憶に残る、もっとクライアント側の言葉でいうと建物自体がアイデンティティを持って宣伝効果が期待できる、そんな空間作りをめざしています。

□株式会社松本工務店とのつながり

実は、松本工務店のTさんは、私のかつての施工会社の上司だった方なんです。そんなベタなつながりとお付き合いで松本工務店とお仕事させていただくことになりました。なので実際は、「松本工務店」ではなく、Tさんしかわからないんですが。

□体制としてフィットする形態

そんなわけですが、Tさんと私が、常に意気投合、性格も似ていて楽しく施工してもらってますという関係ではないです。むしろ、考え方も感じ方も違い、様々な点で意見がぶつかり、ケンカになります(笑)。
でも、私が大切にしているのは、モノを作る現場とのコミュニケーションです。施工会社で勤務していて、設計する先生とのコミュニケーションの希薄さで困ったことが多々ありました。

建築家は、何が何でも自分のデザインを押しとおそうとする孤立した存在であっても、現場が押さえられずに無視されてしまう存在であってもダメなんですが、もう一歩真剣に付き合ってくれる先生は意外に少ないんです。
それは施工する側にも問題があるし、一朝一夕には片付かない話なのですが、その中で仕事を進めていかねばならないのも事実。そういった私の意志、デザインをしていく際に必要なコミュニケーションがきちんととってもらえるのが、松本工務店の大変素晴らしいところです。
もう少し規模の小さい工務店だと、いきなり親方社長との関係になってしまい、ご機嫌を損ねるとその調整にエネルギーを割かねばなりません。またもっと大きな工務店だとビジネスライクに仕事を進められてしまいます。
私のようなかけだしの建築家に対して、真摯に且つ体制を持って請けてもらえる関係が松本工務店にはあります。

それは、アトリエ派若手の建築家にとっても非常にありがたいことだと思うんですよね。話し合っていける環境づくりや社風作りは、社長の松下さんのキャラクターも大きいと思います。

□松本工務店とのエピソード

とある施工で、どうしてもやっておきたい階段のデザインがあったんですが、その溶接の方法をめぐって「そんな溶接は大阪中を探したって誰もできない!」と断言されたんですが、私自身は「絶対にできる」と言う確信があって、その職人さんをさがしあてたことがあります。
私自身が施工の現場にいたから提言できたことで、もし経験値がなければ、そうかできないのか、で終わっていたかもしれません。
無茶なことは言ってないつもりですが(笑)
当時は結構喧々諤々だったことを思い出します。

□これからの松本工務店に望むこと

先ほどのエピソードは今から思うと、工期、コストのことを考えた上での議論だったのかもしれませんが、モノを作っていく際の情熱は絶対に失わないで欲しいです。
それから、実際にモノのタッチを作っていく木工や金属工を含む下請け業者に関しては、いろんなレベルのバリエーションをそろえていただければ、さらにコストや工期に関してもメリハリがつくのではないかと思うので、単に今までの付き合いややりやすいという関係だけにとどまらず、施工レベルの更なる向上に使命感を燃やしていただきたいですね。
若輩が偉そうなこといっているようですが、大きな期待感を持って今後ともお付き合いさせていただきたいという意志として受け取っていただければ幸いです。

□インタービューを終えて

独特のセンス、幼少からの経歴、感覚を持ち合わせた方だなあというのが第一印象です。まだまだ若いのですが、自分をしっかり持った期待の星という感じを受けました。
建築設計の世界では、本当のところ現場を知らない先生が多いのです。また、完成する現物がイメージできていない図面も多い。私自身、施工畑から人材が出てこないでどうする!という思いがいっぱいありました。
そんな中にあって、建築家上田さんの視点、考え方、スタンスとも非常に魅力的に感じました。これからも丁寧にひとつひとつ積み上げていける予感のする設計者像を持っておられる若手の一人だと感じました。
松本工務店も有望な人材とのネットワークがあることを実感した次第です。(文責:ILD気和@勘太郎)

岳建築事務所(がくけんちくじむしょ)

〒560-0082
豊中市新千里東町2-7C22-104

  上田 岳史

Tel 06-6832-8022 / Fax 06-6832-8022
e-mail: u_take74@yahoo.co.jp
 
この設計者に聴く#03 エーアイアーキテクトスタジオ:建築家:池上 明さん
□最初に事務所のご紹介を

はじめまして、エーアイアーキテクトスタジオ 池上明です。
私達は、住宅・医院から商業施設、工場まで規模や分野にこだわらず幅広い設計活動をおこなっております。様々なクライアントの要望やコスト、プログラムを包括整理し、バランスがありかつデザインレベルの高い建築を提案しております。

例えば機能的で使いやすく、患者さんがリピートしたくなる医院。

家族それぞれのライフスタイルが生かせる二世帯住宅。

設計を通してそんな答えを導いていきたいと常に考えています。
私達の設計した建物を完成させるには必ず施工会社が必要ですが、住宅・医院等小規模な建物の場合なかなかふさわしい工務店が見つからない場合があります。技術力があり、私達のデザインが充分理解でき、クライアントとも気持ちよく打合せできる。そんな工務店をいつも探しています。

エーアイアーキテクトスタジオ URL:http://www.aia-st.com


□豊中北摂では必ず見積に参加してもらっている松本工務店

私自身現在豊中在住なのですが、豊中で見積を依頼できる物件は、
必ず参加してもらっています。
まず、今まで官庁工事を中心に行ってきた工務店だけあって、
非常に仕事が手堅い。 安心して任せられる施工会社です。

施工図は、このクラスの工務店としてはしっかり出てきます。
また、書類、工程管理なども心配がありません。
そういう当たり前のことが当たり前にできない工務店が
多い中にあって、松本工務店は充実しているという実感を受けます。
又、北摂には土地勘があるので、地元の方に安心して紹介できます。


□まず行動する。松下社長

施工会社でも社長自ら動いてくれる会社は意外に少ないです。
だいたいは、地鎮祭だけで後は担当者任せだったりします。
松本工務店の場合は、社長の松下さんがポイントでは
必ず出てきてくれます。
これはアーキテクトからしても、クライアントからしても
非常に安心できるポイントです。

特にトラブルが万が一発生した際も、
決裁権がある者同士が打ち合わせることであっという間に
終わってしまう話がかなりあるんです。

そのあたりの勘所は非常にいい感じですね。
また、リフォームなども社長自ら最初の打ち合わせから
参加してくれるのは助かります。

□松本工務店とのエピソード

私が設計したユーハウスでは、現場書類を担当の若い子が紛失してしまったことがありました。
再発行というのはできない書類なのですが、
出荷証明書とかをいろいろ辿って代替書類を作成、提出しました。

ミスした時、トラブルが起こった際に、
施工会社の能力を最も実感できます。

もちろん、紛失しなければよいだけの話なんですけどね。(笑)


□これからの松本工務店に期待すること


いいことばかりのようですが、
松本工務店の見積もりは合わないことが結構あります。
つまり高い。
細かく見積書を正確に拾われていますから、
他の工務店より見積書が厚いです。

相対的な価格で勝負するいわゆるダンピングはしない。
例えば1億の物件をどうみても9千万円くらいで
他社は入れてくるだろうなあと言うときでも、
ほぼ1億で入札してくるわけです。

そのあたりは、公共工事に強い面の反動なのかもしれないけれど、
安請負はしないという良さかもわかりません。
コストと品質のバランスをよくわかっておられるということでしょうか。
でも、もう少しコストに柔軟性を持ってもらえれば、
仕事ももっと多くなるのになあと感じることもあります。
地元なので、その後のメンテナンスや近隣対策等も
非常にうまくやっていただけるだけに、
もう少し工夫してほしいというのが多くの設計事務所の感想でしょう。

積極的なVEも含めて、松本工務店のコストへの貪欲な挑戦を
楽しみにしております。

□インタービューを終えて

大阪・心ふれあうまちづくり賞大阪市長賞受賞者であり、
建築家としてのバランス感覚を兼ね備えた池上明さんから、
施工会社としての松本工務店に期待しているものを真摯に
じっくり語っていただけました。

さらにコストと品質の相克の中で、建築家、施工業者、クライアントがひざ詰めで建築を作っていくイメージを共有することがいかに大切であるかを感じました。
(文責:ILD気和@勘太郎)
建築家:池上明さん
ユーハウス
ユーハウス内観写真
ハービスにて松下社長との打ち合わせ
T邸リフォーム

有限会社エーアイアーキテクトスタジオ
http://www.aia-st.com

〒541-0048
大阪市中央区淡路町3-2-8
    トーア紡第2ビル 202号

 建築家:池上 明
 TEL 06-6228-1661
 FAX 06-6228-1662
 e-mail: info@aia-st.com

 
 
建築家の皆さんの声
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